クラシックD&Dやろうぜ!(導入編)

20140115告知等を除き、カテゴリ別表示を古い物から表示するようにしました。

オンラインセッションって何なのよ。それがクラシックD&Dとどんな関係があるのよ。でもそれってお高いんでしょ。
などなど、いろいろな疑問もあることでしょうし、そもそもオンラインセッションにご興味のない方もいらっしゃるかとは思います。
それでも勝手に書いていきます、個人のブログなんだし書きたいことを書けばいいんだと、そう思います。
需要もあるようですし。

ではいきます。
と、その前にまずは一緒にセッションをやっていく仲間を探さないといけませんね。
以前にもご紹介したのですがTRPGを趣味とした人達が集まるSNSが存在します。
それがTRPG SNSというものです。
これ以外にも探せばいろいろなSNS上にTRPGをやっているコミュニティがあります。
勇気を持ってそういった所に登録して、コミュニティに参加することが仲間を作る第一歩になります。
また、各種オンラインゲームをやっている向きだと、その内のコミュニティなんかに声をかけると自然に盛り上がって「TRPGやってみようか」という流れになったりすることもよくあるようです。
もっというと、いつもどこかで対面で卓を囲んでる人たちとオンラインで遊ぶことも考えられます。
要はまずは「オンラインでつながっている仲間」を作らないとオンラインセッションが出来ない、ということです。

それさえクリアできればあとは勇気一つでセッションの募集に参加したり、自らがセッションを企画したりするだけです。
そんで、大雑把に分けてオンラインセッションには2つの方式があります。
「テキストチャットベースで進行する形式」と「音声チャットベースで進行していく形式」です。
もちろんこれらのハイブリッド(DMはボイスで進行しPLはテキストで進めていくよう)なやりかたもありますが、それは置いておきます。

このうち「音声ベース形式」で最も簡単かつ汎用的でお金やパソコン関係の技術が必要ない方法が、
「Skype(スカイプ)のみを使用して行うもの」
でしょう。

今回はこれについて解説していきましょう。
流れとしては、Skypeをダウンロードして登録してDMさんやPLさんと話せるようにする。ただそれだけです。
Skypeの最大の特徴は会議通話や会議チャットが無料で利用できること、対応しているプラットフォームが広いこと、アップデートがウザいこと、ぐらいでしょうか。
まぁまずはSkypeを自分の環境に導入しましょう。(今回はWindows対応)
大概の端末(パソコンやタブレット)からなら「Skype」と検索すれば公式ホームページからダウンロードするところまで行けます。
1

ダウンロードしたファイルを実行して、あとは指示に従ってインストールしていきます。
2

このとき、Bingツールバーとかも一緒にインストールするかい?とか聞いてきますので必要な方はどうぞ。
3

続いてサインインやアカウントの登録を行います。
Facebookやマイクロソフトメッセンジャーのアカウントを持っている方はそれでも利用ができますし、新規でSkypeアカウントを作成することも出来ます。
4

どちらにしてもログイン画面で該当の箇所をクリックすれば、あとはガイダンスに従うだけです。
この時、クレジットカードを登録すれば色々と便利な有料サービスも受けられるんですが、今回は必要ないので無視します。

ブイーン、ポッ

次に話す相手を探して「認証を申請」する作業です。
予め教えてもらったり、SNSなどのプロフィールにあるSkypeIDをSkypeの検索欄に入力すると、その相手に認証してくださいと申請するメッセージを送る画面になります。
5

ここに「○○コミュニティの○○です」とわかりやすく書いて送信してください。
そうすると、相手が次にログインした時に申請に対してオッケーだよと決定して返信してくれます。
そのメッセージを受け取ったら、あなたのSkypeの「連絡先」という欄にお相手のハンドルネームかIDか本名がでてきているはずです。
6

その名前の左には赤や緑のステータスが出てきます。
これはその人の現在のログイン状況です。 
これが緑であれば現在ログインしているということ、つまりメッセージを送ると即座に相手に届く状態です。
試しに誰かとテキストでチャットしてもらうよう協力をお願いしてみましょう。
このチャットウィンドウの自分の発言欄にファイルをドラッグアンドドロプすることでファイル交換も簡単に行えます。

さて、次は音声通話です。
音声通話をするには「ヘッドセット」や「イヤホンマイク」が必要です。
これらを用意してSkypeの「ツール」タブのなかの「設定」に入り、オーディオの設定等でちゃんと機能してることを確認しておきましょう。
テキストチャットで会話している人さえ大丈夫ならば緑の「通話」というボタンを押してみます。

ポッポッポポロ…ツー…ツー…

「もしもしー、きこえますかー」
通話がができれば大丈夫です。これで準備は整いました。
うまくいかない場合はチャット上で先輩諸氏に聞きながらやるのが最もカンタンだと思います。

なんにせよ
「一度やってしまえばあとはナチュラルに仕様できるようになる」
と思います。(自転車にのるようなもんだと、ええ)
続きを読む

赤箱(TSR/新和版)とルールサイクロペディア(TRS/電撃文庫版)のCD&Dはほっとんど同じなのですが、若干の差異があります。
異なったルールブックを所持している人たちが一緒になって遊ぼうとすると、そこのところの溝を埋めるという作業が出てくると思います。

んで、どこを調整する必要があるのかというと、 

・カリスマの修正値(反応修正)が赤箱だと「-2~+2」なのがRCPだと「-3~+3」と他の能力値の修正と同様になる。
・選択ルールの選択ルールである個人イニシアチブのデクスタリティ値によるイニシアチブロールの修正が赤箱だと「-2~+2」なのがRCPだと「-3~+3」となる。
・RCPではいくつかの装備品が追加されている。(衣類などがメインだが、武器にも「セスタス」が追加、常用動物に「ポニー」が追加など細々とあるので注意)
・RCPでは選択ルールとして「技能ルール」が加えられている。


などなど、もっと掘り下げていけば細かい点で違う箇所は出てきますが、直接プレイに影響しそうな部分はこんなところです。

このうちの「技能ルール」については賛否両論あると思います。
個人的には技能ルールを使用するなら他のシステムを使用する方が精密性もあるのでCD&Dには必要ないかなぁと思います。しかしキャラクターの背景などのフレーバーとして用いるという使い方もあるとも思います。
なので存在そのものは否定しませんし、導入することでプレイしやすくなるなら導入するのは有りでしょう。

これらの変更点のどちらを使用するかというのは概ね、「DMに裁量権がある」ということは言うまでもないことでしょう。
なのでDMは使用するルールを所持していないPLがいれば差異のある点をを解説し、必要があれば資料を配布すれば良いと思います。
逆を返せば、それだけでどちらのルールでも遊ぶことができるのがCD&Dなのです。

つまり赤箱を持っていない人だって、例えば近所の古本屋にある文庫本のRCP「プレイヤーズ」さえ購入すれば赤箱のルールで遊ぶことができますし、だんだんと慣れてくれば、持ってる人に見せてもらうなどすれば文庫版で解説されている上限レベルを超えて遊ぶことは可能なのです。 


と、ここまで書いて実はコレが本題ではなかったりします。
では本題は何かというと、
「WoC社のCD&D公式PDF販売サイト」においてルールサイクロペディアに引き続き、赤箱がPDFで販売が始まった!」
ということなのです。

当然(?)英語版のみのPDFですが、現在出版されていないモノが再び読めるようになったということは非常に大きいことだと思います。
RCPも赤箱(のPL用とDM用あわせた額)もともに10$弱という価格です。
ボリューム的には断然RCPのほうが大きい(人としての最終レベルまで網羅されている)のですが、ちょっと文字が多く気軽に読むという感じはありません。
赤箱はやはり独特の雰囲気があったり、ソロアドベンチャーが付いていたりしてナカナカに魅力的です。

今後もエキスパート、コンパニオン、マスターと販売されるのでしょうか。(現時点=2013.07.28、ではわかりません)
日本語版については、商業的にペイできない+電子書籍の権利関係がややこしいこともあり、再販やPDF販売はおそらくないでしょう。

それでもいつの日か、(公式に)日本語でイモータル遊びができる時はやってくるのでしょうか。

多分無理。 

筆者は以前にも記事でご紹介しました通り、TRPG SNS上でオンラインセッションの募集などを行っています。
経験者向けのキャンペーンは3回の導入編を経てこれからはより過酷な冒険(具体的に言うとワイルダネスなアドベンチャー)に突入します。
シナリオ自体も物語の核心に迫っていくと思います(多分)。
こちらは月に一~二度のペースでやって秋には大団円(?)となればいいなぁと考えていますが、どうなんでしょう。


で、それとは別に、ルールブックは持ってないけどクラシックD&Dと呼ばれるレトロゲーに興味をお持ちの方々向けにキャラメイクや実戦形式のチュートリアルなどのセッションも企画しています。
反対に、クラシックD&Dの経験者なんだけどオンラインセッションやったことないし、なんか手を出したら深みに嵌る気がするんだよねー、といった向きのご参加もアリだと思いますし、それ用の何かしらを企画してもいいかなーと思います。

まだまだ具体的なことは何一つ決定していませんが、そういったことに興味がある方は是非何かしらのコメントなどいただけたらうれしく思います。

セッション支援ツールなど、何を使ってやるのかもまったく決定していませんし、そもそも私自身そんなものが上手に使いこなせるとも思っていないので、そのあたりの「私の練習」的な意味合いも含んでるような、きっとそんな内容になると思います。

なのでお気軽にお声をかけてくださいね!待ってます!

なんともかんとも、新年度以降は仕事が詰まり気味ですね、いっそがしいです。
そんな中、2回続けてパソコンが吹っ飛ぶ事件が発生し、趣味に割く時間が削られるという顛末。

それでも忘れてはおりません。
前々回あたりで予告しておいたウェポンマスタリーの簡易版を作ろうという企画。

そもそもウェポンマスタリー(以下WM)は何故「面倒臭い」のか。

1.武器毎の個性が強すぎるため、全部を把握するのに無理がある。(ダメージ判定で毎度チャートを見る必要があるのがうざったい!)

2.特殊効果の種類が多すぎる上に、ほとんどがデスレイでのST判定を使うので結局単調なのにうざったい! 

3.コンバットオプションやヘイストと組み合わせるとファイターが強くなりすぎるんじゃない?不公平だよ!(実際は敵も同じだけ強くなるんだけど、それはあまり語られない。) 

4.なんか小さな文字の表を見ただけで、もう面倒臭い!


などなど、いろいろと挙げていけばキリがないので詳しくやるのはやめときます。


これらを解消しつつ、ヒットポイントやST、ヒットロール以外に成長要素の無いファイターやデミヒューマンにも成長して強くなる感を味わってもらうにはどうするか。
ということでWMの見直しなのです。


※ここから先は完全に個人的な考えが支配している領域です。
※そういったのに不快感を覚える方は読まない方が絶対に良いです。 



まず何をするかというと、「武器の個性を排除」します。
 
成長にしたがって増加するダメージを元々の武器の持つダメージ値による一定の法則の元設定し直します。
ダメージそのものは下方修正になるものの、下記のクリティカル要素と絡めれば相当なダメージになるはずです。

次にWMで追加された「特殊効果を削除」します。

コンパニオンルールで追加された武器については特殊効果があることを前提に作られていますから、この効果はコンパニオンルールにある範囲で残します。

更に「クリティカル要素とファンブル要素を付加」します。
これによって戦闘にアクセントを加えます。またギリギリヒット時の使用した武器へのダメージも加えます。

シールドウェポンを除く「片手武器の防御時の特典を削除」します。
発射・白兵戦共に両手武器の場合は、高修得レベル時に一定の防御特典が回数制限なく付加されようにします。

その他、
シールドマスタリーの追加。
レアリースローイングウェポンの射程の統一。
絶望効果(選択ルール)をクリティカル発生時に変更。
ツーウェポン(二刀流)を導入しやすく調整。
修得機会をヒットロール向上時に統一。(デミヒューマンは加えてARのA・C・E・G・I・K・M到達時)
師匠のランクによる、WM修練の為の費用や期間、その確率などの調整。
 

といったところです。 
この中でも、シールドマスタリーは成長させれば盾をレアリースローイングウェポンとして使用できる、つまり近距離ではあるもののブン投げてダメージソースになる可能性があるという、一風変わった(キャプテンアメリカ的な)内容を想定しています。

これについては、ある程度は自分でダイスロールなど行って問題のない雰囲気を掴んではいるものの、実プレイではまだ使用していないのでテストプレイが必要だと考えています。 
日を改めてTRPG SNSさんやこのブログ上などで有志を募ってテストプレイをしてみたいと思います。
その時にはみなさん是非ご協力くださいませ!

エクセルでチョチョイと表にしたものを置いておきます。
エクセル(2000)
PDF
仲間内でテストなどしていただけたら、フィードバックをいただけると筆者が泣いて喜びます! 続きを読む

地元でコンベンションを主催してみようと画策中です。

いろいろやってるのでなかなかブログ更新まで手が回らない現状。
書いておきたいことはは大体書いたと思うんで、新しいネタ探しするにも割と困っております。

そもそも導入編として書いてきたブログですが、果たしてコレで導入しようという人が出てくるのか甚だ疑問です。

そこで改めて導入するという意味を考えて、そのためのステップを書き出しておきます。
あくまでもこれは筆者のクセを内包した内容ですのでご理解の程。

ステップ1:
「テーブルトークRPGをやる友達や仲間を作ろう!」
実生活の上での友人でもいいでしょう、ウェブ上の仲間を募ってもいいでしょう。
とにかく大概のテーブルトークRPGは「一人では遊べない」ので、これを優先しましょう!
集まった結果、クラシックD&Dを選択することがなくても筆者は拗ねたりしませんからご安心を。 

ステップ2:
「ルールブックを手に入れよう!」 
新和版はなかなか入手しづらいですね。
電撃文庫版ルールサイクロペディアはまだ幾分かは手に入れやすいのですが、それもいつまで続くやら。 
なにせ新たな版が出ない状態ですから、厳しいとは思います。手に入っても高価だったりしますしね。
そこで登場するステップ1と2を一緒にクリアする荒業が、「ルールブックを持ってる人と友達になる!」という手段です。
運が良ければ「あ、2冊あるんで1つ貸す(もしくは「あげる」)よ。」と言ってもらえるかも?

ステップ3:
「遊ぶ場所を作ろう!」
基本的には自分の部屋や友人の部屋という事になるでしょう。
でも、毎度毎度となるとちょっと家族の目がキツかったりしますね。
それ以外にもカラオケボックスや大部屋のあるネットカフェなどいくつかのパターンが考えられます。 
そんな中、オススメしたいのが公民館です。
これならどんな田舎でもあります。
使用料も皆で出し合えばどうにかなるレベルです。
そして、公民館の職員さんと知り合いになればソコの大きな部屋を借りてコンベンションを主催するってこともやりやすいハズです!
そしたら地元の交友関係がグーンと広がるかもしれませんね。(人が集まらなくて塞ぎこむ結果になっても自己責任でお願いします。) 
もちろん、オンラインセッションがメインであればSNSなどの利用や、それに応じたサイトの構築などをすると連絡関係がスムーズになったりして、結果セッション可能な日が増えるということにつながるかもしれません。

ステップ4:
「楽しく遊んでることを発信しよう!」
折角インターネットが普及してだれでも情報発信が出来るようになってるんですから、「楽しい」ということを発信しちゃいましょう!
自己満足の内容だっていいと思います。
どこかで見ている誰かの目に止まればソレでいいんです。
そのぐらいのつもりでやれば少々のことがあっても凹むことはありませんから。

総括:
なんにしても「行動を起こす」ことがすべての出発点です。
新和版のルールブックが手にはいらないからと諦めているあなた!
本当に探しましたか?
ある瞬間探してなかったものだって、別の瞬間には存在することだってあります。
継続は力なりで、根気よく探せば必ず入手はできます。
一緒にテーブルトークRPGを遊ぶ友達なんていないし、と嘆くあなた!
もっと積極的に、探すってことを楽しみましょう。
自分の思いもよらない所に仲間がいるかもしれません。
リアルなつながり上にそういう友達がいなければ、ネット上で探したって良いと思いますし。

とにかく行動しさえすれば、いつかは何かにめぐりあいます!
それが当たりか外れかはわかりませんけどね! 

このページのトップヘ