クラシックD&Dやろうぜ!(導入編)

カテゴリ: D&Dじゃない話

※今回の記事はD&Dとあまり関係がありません(個人的には直結した話です)!

すごく懐かしくなるものがあった。
当時の値段より少しばかり高かったけど、小遣いで買えるレベルなので買ってみた。
目から汁が出そうになった。

ヒント↓
アドベンチャーシート

アドベンチャーシート未使用のファイティングファンタジー(1985創元推理文庫刊)とか!
ちょっと目を疑いました。

当時中学生だった私が、生まれて初めて体験したテーブルトークRPGがコレでした。

その前にソーサリーやらバルサスの要塞やらやってて、その流れで購入したものの、「コレ一人じゃ遊べないジャン!」となって、学校に持っていって、友達を集めて教室で遊んだのです。
当然ゲームマスターをすることになりました。
つまり私のテーブルトークRPGはゲームマスターで始まってるわけです。
そして、その友達の中にD&D(当時は赤箱しか出てませんでした)を持ってるヤツがいて、ソイツの家でプレイヤーとして初めてD&Dを遊びました。
そこから私の長い長いD&Dとの付き合いが始まったのです。

現在においてはさほど煩雑ではないルールであるD&D(それも赤箱オンリー)がなんとも難解な、そして高度な「大人」を感じさせる魅力に溢れていました。
その後も、小遣いが極めて少なかった私は、その友達からルールブックを借りたりして読んでました。
その頃の版の赤本はマイナーチェンジ前の内容で、誤植やヘンテコ文章などが多いモノでしたが、それでも何かとんでもない可能性を感じてしまったのです。
中学二年生にはあまりにもストライクなブツだったのでしょう。

ともあれ、ファイティングファンタジーの解説をすることは無いでしょう。
今回だけの、ちょっと懐かしい気分をここに書きたかったという記事です。

お目汚し失礼しました。
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※今回は全くもってクラシックD&D成分はございません。

当初参加する予定が無かったこのGW(←ゴルゴムの罠)中の日曜、5/5に開催された地元のコンベンションに行ってしまいました。
生涯いちDMを誓った身としては、実にアレな決断ではありましたが、「(DMではなく)GM」をやってきました。

使用したルールは、

ファイティングファンタジー!
35
1985年12月13日初版とか書いてありますな。
アドベンチャーシートは原版を元に前日に起こしなおしたモノです。

ルールは簡単、能力値は3種類、技量・体力・運勢のみ。
戦闘は敵と2d6+技量ポイントを比較して多いほうがダメージを与えるというだけ。

なんとも物足りないようなそんな雰囲気もしてくるでしょう。

しかし、運勢チェック(成功すると与ダメが上がったり、被ダメが下がったり、失敗すると逆の効果、しかも運勢チェックを行うと運勢ポイントが消費される=次回の運勢チェックが不利になる!)というスパイスが戦略性とギャンブル性を与え、案外と没頭できるゲームです。

なんたって覚えることは少ないですし、キャラクターなんて5分もあればできちゃいますから。
本当の本当に初心者向けとも言えるレトロゲーです。

なぜ今回コレをやりたくなったかと言うと、先日「火吹山の魔法使い」のiPad版の記事を見てしまったからなのです。
「あー、火吹山とかなつかしーなー、ファイティングファンタジーええなー、そういやこないだ買いなおしたなー。」と気付いたらアドベンチャーシートが完成していました。
おおなんということだ。

当日持って行ったシナリオは某名作映画「The Cube」をモチーフとした立方体ダンジョンの探索です。
入り口の扉、触れると開く金属製の両引き戸、一行が中に侵入すると当然自動で閉まります。
扉の閉じた部屋はなんだか移動している感じ。
「カコーン」と微かな音が響き静止する部屋。
入ってきた扉を戻ってみるが、そこは外ではなく全く同じ造りの立方体の部屋なのです。

実プレイではキャラクター毎に個性を出すために魔法のアイテムを渡しておきました、強力な武器であったり、怪物辞典であったり、未知の文字が読める眼鏡だったりです。
これによって役割ができてとてもバランスのいい冒険になりました。
これはもちろん大部分はプレイヤーさんたちの力によるところが大きいと思います。

今回のシナリオは導入やいくつかのフラグ、トラップ以外は即興でやりました。
プレイヤーさんが何気なく発した一言を拾ってドンドン冒険に盛り込んでみました。
結果としてはGMやってて楽しいセッションでしたから大成功ですね。

件のコンベンションではすっかりレトロゲー担当になりつつあるのですが、まぁオッサンだし良いかと開き直っている次第です! 

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